2014/2/19
- もっと知りたい茶臼山の芝桜
もっと知りたい茶臼山の芝桜
- もっと知りたい茶臼山の芝桜
芝のように地を這い、春には小さな花が地面を覆うように咲く北アメリカ原産の多年草。花色は赤、白、ピンク、淡青、青紫などがあります。葉は常緑で小さく硬く針状で、触るとチクチクした感じがします。寒さに非常に強く豪雪地域でも丈夫に育ちます。土質選ばず乾燥にも強いが、夏の蒸れには注意が必要ですので刈り入れて通気性を良くして下さい。雑草防止の地被植物として利用できますし、多種多様の花色を用いてグランドデザインも楽しむことができます。
和名:シバザクラ(芝桜)
学名:Phlox subulate
別名:ハナツメクサ(花爪草、花詰草)
英名:moss phlox
科名:ハナシノブ科
属名:フロクス属
性状:葡萄性多年草
茶臼山高原の芝桜の種類
キャンディーストライプ(多摩の流れ)
咲き始めはピンク、段々と薄紫になります。まだら模様が素敵です。
マックダニエルクッション
鮮やかなピンク色が特徴です。葉が細かく花は大輪です。
オータムローズ
明るいピンク色で可愛らしい花です。芝桜の中でも強健品種です。
- キャンディーストライプ
- マックダニエルクッション
- オータムローズ
スカーレットフレーム
少し小ぶりの花でシャープな真っ赤な花色です。最もポピュラーな品種です。
オーキントンブルーアイ
クリアなスカイブルーの美しい花です。花付きはあまり良くありません。
リトルドット
花は小ぶりで小さめです。色は純白で被覆力が旺盛です。
- スカーレットフレーム
- オーキントンブルーアイ
- リトルドット
苗を購入して、家庭で芝桜を育ててみよう!
芝桜まつりの開催期間中には、苗の販売も行っています。好みの種類の苗を購入して、お家でも芝桜を楽しんでみませんか?
- 芝桜箱入り
芝桜の育て方
- 愛情込めて育ててください
植付けについて
植付ける場所は、花の培土、軽石等を入れるなどして、水はけの良いところにしてください。苗をポットから出したら、根の部分がすっぽり入る位の穴を掘って植付けます。そのときは、水をたっぷり与え、土を泥状にして植付けてください。複数の苗を植付ける場合は、20cm~25cmの間隔で植付けてください。
通常の管理
過湿に弱いので乾燥気味に管理してください。基本的には自然雨量で大丈夫です。あまりに乾燥するようなら、お水をあげてください。元気がないと思ったら、肥料(固形、液肥共)は、窒素、リン酸、カリ[10:10:10]と書いてあるものを与えます。特に液肥は即効性があります。しかし、与えすぎても元気がなくなることがありますので注意してください。また、梅雨に入る直前(蒸し暑くなる前)に、育った株を思い切って4~5cmの高さに刈り込んでください。雑草が生えてきたら、こまめに除草してください。
肥料をあげる時期
2~3月ごろに、花つきを良くするために暖効性肥料を与えます。(寒肥と言う)これを行えば開花前に肥料の必要はありません。次は花が散ってしまった後に暖効性肥料を与えます。(お礼肥えと言う)芝桜は多肥を嫌うので肥料に記載してある量より少なめに与えてください。※肥料の量はその肥料によって異なりますので、肥料に記載されている施肥量を参考にしてください。
基本的に芝桜は手の掛からない強健な植物ですが、愛情込めて育ててください。 そうすれば必ず可愛らしいお花を、毎春見せてくれます。 |